手まりのこと

この記事はチームスピリット Advent Calendar 2019の第5日目としての投稿です。

こんにちは、ttukieです。
アドベントカレンダーを書くにあたり、
テック系の素敵なネタがなくどうしようかと思いましたが、
趣味のことでも良いというお言葉をいただき
ちょっとめずらしい?手まりについて書かせていただきます。

 

手まりを作るんですと言うと、
昔女の子が蹴ったりしてたやつ?などと言われることが多いです。
そうです、あの手まりです。
日本に古くからある玩具の一つで、様々な色の糸で球体を幾何学模様で巻いて製作されます。
女性の手仕事として日本各地で製作され、使用する糸に地域の特色が現れます。
現代では伝統工芸の装飾品として楽しまれています。
伝統工芸と言いつつも、最近ではワークショップや教室も開催されており、
お裁縫の趣味の一つとして広がっているなーと感じます。
(また、驚くことにインスタで検索すると、海外の作り手が多いのです!)

 

さて、実際にどんなものを作っているのかと言うと

  • ストラップサイズ
    一番最初に始めたのが小さな手まりでした。
    小さな手まりを作る本が出ており、材料も手芸屋で購入できるもので手が出しやく、本を見て作製していました。
    材料:模様は絹糸、土台まり(球体部分)は手芸わたにミシン糸を巻いています。
    絹糸なので、艶やかでとても華やかな仕上がりになります。
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  • 野球ボール〜手のひらサイズ
    きちんと習いたくなり、教室に通い始めました。
    通い出して数年目、最近の教室の課題は複雑化し、次の教室までの1ヶ月間では完成しきれないものが多くなってきました。(現在お正月用のまりを作っていますが果たして間に合うのか・・・)
    材料:模様部分、土台まり共に草木染めの木綿糸、球体の中身は籾殻です。
    草木染めの糸ということで、表現できる色は限られてくるのですが、
    素朴で優しい色味です。(とはいえ、色合わせで華やかになります!)
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 柄は伝統的なものから創作のパターンまで様々なものがあります。
現在私は教室に通っていますが、
同じお題でも人によって色の選び方が変わるのでかなり幅が広がります!
個人的にはこの様々な幾何学パターンをおばあちゃん達が考えて作成していたのかと思うと非常にエモいです・・

 

最後に、私の自作のまりのご紹介では素晴らしさが伝わりづらいので、
素敵な手まりが見れる場所をご紹介して、閉めようと思います。